アパート・マンションの外壁塗装
こんにちは!
グッドハート株式会社の前田です。
今まで戸建て住宅に関するお話をしてきましたが、
今回はアパートやマンションなどの賃貸物件における外壁塗装について
お話をしていきたいと思います。
アパートなどの賃貸物件を所有している方の中には、
外壁塗装などのメンテナンスの時期や費用のことでお困りの方も多い
野ではないでしょうか。
賃貸物件の入居率を維持していくためには、
定期的にメンテナンスを行い、建物を常に綺麗な状態に保っておく必要があります。
しかしながら、メンテナンス時期や劣化の進み具合においても、
戸建て住宅とは勝手が違う点が多く出てきます。
【賃貸物件と戸建物件との塗り替え工事の違い】
◎クレームが発生しやすい
外壁や屋根の塗り替え工事の際には、塗料の飛散や騒音の発生などで現場の近隣住民からクレームが発生することがありますが、
賃貸物件の場合にはそれ以外にもご入居されている方からも、ご指摘を受けることがあります。
通常、塗り替え工事を行う際には事前に近隣住民に対して挨拶を行い工事時期や作業時間などを告知しますが、
アパートなどの賃貸物件の場合には、ご入居中の方に対しても事前に挨拶を行っておくことが大切です。
賃貸物件は戸建住宅とは異なり、
塗装工事を行ってもご入居されている方自身の所有物が綺麗になるわけではありません。
そしてご入居中の皆さんそれぞれが異なる価値観を持ち、生活リズムも異なるので、
慎重に対応することが求められます。
また塗り替え時期に関してもなるべくご入居されている方の迷惑にならないように、連休や年末・年始、引っ越し時期などは避けた方が無難といえるでしょう。
◎費用や工期が多くかかる
賃貸物件の外装をメンテナンスする際には、外壁や屋根などの他に、
階段、共用廊下などの鉄部塗装やベランダの防水工事などが必要になります。
またアパートなどの賃貸物件は戸建住宅よりも建物が大きくなることが多いので、
塗装面積が増えて塗り替え費用や工期が戸建住宅よりも多くかかるのが一般的です。
費用は300万円以上かかることもあり、工期は普通の戸建住宅であれば10日~2週間程度ですが、
アパートの場合には規模によっては1か月近くかかってしまうこともあります。
その間、ベランダに洗濯物が干せなかったり、共用廊下や階段の通行に支障をきたしたりするので、
事前にご入居されている方からの理解を求めておく必要があります。
【まとめ】
アパートなどの賃貸物件の塗り替え工事を行う際には、
施工業者の手腕によって出来映えが大きく左右されます。
賃貸物件の塗り替えは単に建物のメンテナンスとして行うだけではなく、
入居率UPや家賃収入の向上など、資金繰りやその後の事業計画にも大きな影響を与えることになります。
したがって、塗装する色や使用する塗料の提案、
入居者への対応など施工業者の力量をしっかりと把握した上で業者選定を行うことが極めて重要になると言えます。
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