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屋根の定期点検②【屋根葺き替えについて】


前回お話しした屋根塗装工事とは違い、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に替える事が葺き替え工事です。


葺くとは・・・?

葺くとは屋根を日差しや雨風から守るために仕上げ材で覆うことを意味します。

江戸時代までの住宅屋根は茅を材料にした屋根が多く、草葺き・瓦葺き屋根から屋根葺き替え工事という言葉が続いています。

屋根葺き替え工事


①既存瓦の撤去

既存の屋根瓦を撤去しました。

下地のルーフィングまで腐食が進んでいるのが分かります。


②新規ルーフィング貼り

既存瓦、ルーフィングを撤去したら新規ルーフィング材を敷きます。


※ルーフィングとは、、、?

ルーフィングは下地材の上に直接貼り付ける防水機能をもったシートのことです。

屋根材の間から侵入してくる雨水が下地に染み込まないように守る役割を果たしています。


③桟木(さんぎ)設置

新規瓦を設置するときに引っ掛けて固定するための木材です。

瓦では防げない雨水が侵入して濡れてしまうと腐食してしまうケースがあります。

葺き替えをするタイミングで新しい桟木を設置します。


④新規瓦敷

今回は近畿セラミックス㈱のスーパーセラユーの平板瓦を使用しました。

瓦一枚一枚を引っ掛け合わせて設置する構造になっており、しっかりと屋根下地に固定することができます。

また、防災瓦ですので安心の耐震・耐風機能が備わっています。

⑤ケラバ取付

屋根の斜めになっている側の外壁から出ている部分をケラバと言います。

ケラバの役割は日射の調整をする役割を担っています。

また、ケラバ周辺は屋根の接合部ですので雨漏りの原因箇所となる場合が多々あります。


⑥棟積み替え

棟とは屋根面が接する境界部分のことです。

屋根の頂上にあるものや、軒先に向かって下っていく、平行に少し盛り上がった屋根部分が該当します。

瓦葺き替え工事の際にはこの棟部分も補修を行います。



今回のコラムでは屋根葺き替え工事の流れをご紹介しました!

屋根からの雨漏り、地震後の瓦のずれなどでお悩みの方はぜひ一度グッドハートへご相談ください。



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