top of page
家族の時間

くまもと塗装ホーム » 記事詳細

防水工事ってどんな作業があるの?種類・工程・メンテナンス時期をわかりやすく解説

  • 23 時間前
  • 読了時間: 9分

「防水工事って、具体的に何をするの?」「ベランダの床も防水工事が必要?」「雨漏りしてから工事すればいい?」

防水工事とは、雨水が建物内部へ入り込まないように、ベランダ・バルコニー・屋上などに防水層をつくる工事です。

住宅では主に、ベランダやバルコニー、陸屋根、屋上などの雨が直接当たる場所に施工されています。

防水層が劣化すると、ひび割れや剥がれなどから雨水が入り、下地や構造部分の劣化、室内への雨漏りにつながることがあります。

この記事では、熊本で住宅のメンテナンスを検討している方に向けて、防水工事の種類や作業内容、工事を検討したい症状について分かりやすく解説します。

防水工事ってどんな作業があるの?

防水工事ってどんな作業があるの?

防水工事とは?

防水工事は、建物への雨水の浸入を防ぐための工事です。

住宅では主に、

  • ベランダ

  • バルコニー

  • 屋上

  • 陸屋根

  • 外廊下

  • 外階段

などに施工されます。

屋根のように勾配がある場所では雨水が流れやすい一方、ベランダや屋上のような比較的平らな場所では水が滞留しやすくなります。

そこで床面に防水層を設け、雨水が建物内部へ浸入するのを防いでいます。

防水工事にはどんな種類がある?

防水工事にはいくつかの工法があります。

建物の構造や施工場所、既存防水の状態、予算などによって適した工法が異なります。

1.FRP防水

戸建住宅のベランダでよく使われているのがFRP防水です。

FRPは「繊維強化プラスチック」のことで、ガラス繊維などを使用して強度のある防水層をつくります。

FRP防水の特徴

  • 強度が高い

  • 比較的軽量

  • 硬化が早い

  • 戸建住宅のベランダと相性が良い

住宅のベランダを歩いたときに「硬い床」という印象がある場合、FRP防水が施工されていることがあります。

一方、硬い防水層であるため、建物や下地の動きが大きい場所には適さない場合もあります。

2.ウレタン防水

液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層をつくる方法です。

液体を使用するため、複雑な形状にも施工しやすいのが特徴です。

ウレタン防水の特徴

  • 複雑な場所にも施工しやすい

  • 継ぎ目の少ない防水層をつくれる

  • 改修工事にも使用しやすい

  • ベランダや屋上など幅広く使用される

住宅だけでなく、マンションやビルの屋上などでも採用されています。

3.シート防水

塩化ビニルや合成ゴムなどで作られた防水シートを施工する方法です。

広い面積を施工しやすいため、マンション・ビル・大型建築物の屋上などで使用されることがあります。

シート防水の特徴

  • 防水層の厚みを均一にしやすい

  • 広い面積に向いている

  • 工期を抑えやすい

  • 耐候性に優れた製品も多い

ただし、複雑な形状や細かな部分が多い場所では施工技術が必要になります。

4.アスファルト防水

アスファルトを使用して防水層を形成する工法です。

長い歴史があり、ビルやマンションなどの屋上で採用されてきました。

防水性能や耐久性に優れる一方、一般的な戸建住宅の小さなベランダではFRP防水やウレタン防水が選ばれることが多くあります。

防水工事では実際にどんな作業をする?

防水工事は、単に「防水材を塗る」だけではありません。

一般的には次のような工程で進めます。

① 現地調査

まず既存の防水層を確認します。

  • ひび割れ

  • 膨れ

  • 剥がれ

  • 色あせ

  • 水たまり

  • 排水口の状態

  • 雨漏りの有無

などを確認します。

ここで重要なのが、現在どの防水工法が施工されているかを確認することです。

既存の防水層によって、適切な改修方法が変わります。

② 洗浄・清掃

防水する場所の汚れ、コケ、ホコリなどを除去します。

下地が汚れたまま施工すると、防水材が十分に密着しない原因になるため重要な工程です。

③ 下地補修

ひび割れや傷んでいる部分があれば補修します。

防水工事では、この下地処理が非常に重要です。

表面だけきれいに防水材を施工しても、下地に問題が残っていると早期の剥がれや雨漏りにつながる可能性があります。

④ プライマー施工

下地と防水材を密着させるためにプライマーを施工します。

塗装でいう「下塗り」のような役割です。

⑤ 防水層を施工

選択した工法に合わせて防水層を形成します。

例えばウレタン防水なら、ウレタン防水材を規定の厚みになるよう複数回塗り重ねます。

FRP防水の場合は、ガラスマットなどを使用して防水層を形成します。

⑥ トップコート施工

防水層の上にトップコートを施工します。

トップコートには、防水層を紫外線や摩耗などから保護する役割があります。

ここで重要なのは、

「トップコート=防水層そのものではない」

ということです。

既存の防水層が健全で表面だけが劣化している場合は、トップコートの塗り替えだけでメンテナンスできる場合があります。

一方、防水層そのものが劣化している場合は、防水工事が必要になります。

防水工事を検討した方がいい症状は?

次のような症状がある場合は、一度点検をおすすめします。

色あせ

ベランダや屋上の床が以前より白っぽくなってきた場合、トップコートが劣化している可能性があります。

ひび割れ

表面に細かなひび割れが発生している場合は、トップコートだけなのか、防水層まで影響しているのか確認が必要です。

剥がれ

表面の塗膜や防水層が剥がれている場合は、早めに状態を確認しましょう。

膨れ

防水層の一部が浮いたように膨れている場合、内部に水分が入り込んでいる可能性があります。

水たまり

雨が降った後、長時間水が残っている場合は、排水口の詰まりや床の勾配などに問題がないか確認します。

雨漏り

ベランダ下の天井や室内にシミがある場合、防水層だけでなく外壁・サッシ・笠木など複数の原因が考えられます。

防水工事は何年くらいで必要?

防水工事のメンテナンス時期は、工法や施工環境によって異なります。

そのため「必ず○年で工事が必要」とは言えません。

ただし、住宅のベランダなどは5年程度をひとつの目安に状態を確認し、10年前後を迎える頃には防水層も含めて点検すると安心です。

特に、

  • 日当たりが非常に良い

  • 雨が直接吹き込む

  • ベランダを頻繁に使用する

  • 水がたまりやすい

といった場所では劣化が早くなる場合があります。

熊本では防水工事が重要?

熊本では、梅雨のまとまった雨や台風、夏場の強い紫外線など、住宅の外部には年間を通してさまざまな負担がかかります。

特に防水層は紫外線や雨に直接さらされるため、外観上は大きな問題がなくても徐々に劣化していきます。

また、熊本地震を経験した住宅などでは、建物の動きによって外壁や防水部分にひび割れなどが生じているケースも考えられます。

築年数が経過している住宅は、外壁・屋根と一緒にベランダやバルコニーの防水状態も確認しておくことが大切です。

雨漏りしてから防水工事では遅い?

できれば、雨漏りする前のメンテナンスがおすすめです。

防水層だけの劣化であれば、トップコートや防水層の改修で済む可能性があります。

しかし、雨水が建物内部まで入り込むと、

防水層↓下地↓構造用合板↓木部・構造材↓室内天井・壁

と被害が広がる可能性があります。

そうなると、防水工事だけではなく下地交換や大工工事、内装工事まで必要になり、修繕費用が大きくなることがあります。

ベランダの雨漏りは防水だけが原因とは限らない

「ベランダから雨漏りしている=床の防水が原因」とは限りません。

雨水の浸入口には、

  • 防水層

  • 排水口

  • サッシまわり

  • 外壁

  • 笠木

  • 手すり壁

  • シーリング

  • 外壁との取り合い部分

など、さまざまな場所があります。

そのため、雨漏りが発生している場合は、防水材を塗るだけではなくどこから雨水が入っているのかを調査することが重要です。

外壁塗装と防水工事は一緒にした方がいい?

外壁塗装のタイミングで、ベランダやバルコニーの防水状態も確認することをおすすめします。

外壁塗装では足場を設置するため、外壁・屋根・防水部分をまとめて点検できます。

特に、

「外壁は塗り替えたのに、数年後にベランダから雨漏りした」

という状況を避けるためにも、住宅全体のメンテナンス時期を合わせて検討することがポイントです。

熊本で防水工事を依頼するときのポイント

防水工事を依頼する場合は、価格だけではなく施工内容を確認しましょう。

特に、

  • 現在の防水工法を確認しているか

  • 下地の状態を確認しているか

  • 劣化状況を写真などで説明してくれるか

  • 使用する防水材が明確か

  • 防水工事の工程が分かるか

  • 雨漏りの原因まで確認できるか

  • 外壁や屋根も含めて住宅全体を診断できるか

  • 工事後の保証やアフターサービスがあるか

などがポイントです。

防水工事は完成すると下地が見えなくなる工事だからこそ、施工前の診断と下地処理が重要になります。

防水工事についてよくある質問

Q.ベランダの防水工事にはどんな種類がありますか?

戸建住宅では、FRP防水やウレタン防水などが代表的です。建物の構造や既存の防水層、劣化状態によって適した方法が異なります。

Q.トップコートだけ塗れば大丈夫?

既存の防水層が健全で、表面のトップコートだけが劣化している場合は、トップコートの塗り替えで対応できるケースがあります。

防水層自体がひび割れたり剥がれたりしている場合は、防水層の改修が必要です。

Q.ベランダのひび割れはすぐ雨漏りしますか?

ひび割れの場所・深さ・防水層の状態によって異なります。表面だけのひび割れの場合もありますが、自己判断せず一度状態を確認することをおすすめします。

Q.防水工事と外壁塗装は同時にできますか?

可能です。外壁塗装の際にベランダ・バルコニー・屋上なども点検し、必要に応じて同時にメンテナンスする方法があります。

まとめ|防水工事は雨漏りする前の点検が大切

防水工事とは、ベランダ・バルコニー・屋上などから建物内部へ雨水が浸入するのを防ぐ工事です。

代表的な工法には、 FRP防水・ウレタン防水・シート防水・アスファルト防水

などがあります。

大切なのは、すべての住宅に同じ防水工事を行うのではなく、既存の防水方法や劣化状態を確認して適切な工法を選ぶことです。

特に、

色あせ・ひび割れ・剥がれ・膨れ・水たまり

などが見られる場合は、雨漏りが発生する前に一度点検しておきましょう。

グッドハートでは、熊本の住宅について、防水工事だけでなく外壁塗装・屋根工事・雨漏り補修など、住まい全体を確認したうえでメンテナンス方法をご提案しています。

「このひび割れは大丈夫?」「トップコートだけでいい?」「防水工事が必要なのか分からない」

という場合も、まずは現在の状態を確認することから始めてみましょう。

防水工事ってどんな作業があるの?種類・工程・メンテナンス時期をわかりやすく解説

bottom of page